大学の授業は高校までと違い、問題を解くことに重きを置いていません。
では、大学の授業では何を理解していくのか。
ズバリ!
理論です。
もちろん高校までの授業でも理論については学習してきました。しかし、それより「解法」「合格スキル」に特化していたように感じます。大学の理系科目は特に理論に重きをおき、「なぜそうなるのか」「どのような流れで公式が導けるのか」を理解することが重要になってきます。
- 高校数学では、計算重視で公式をどのように使って解くのかを問われます。
- 大学数学では、証明重視でどのようにして公式が導けるのかを問われます。
汎用性が高く、理論を理解するために学習しておくといい科目を紹介します。履修登録の際に履修しておくとをオススメします。
線形代数
線形代数で学習するベクトルや行列は「人工知能」「データサイエンス」「統計」などあらゆる分野に活かすことができます。
今、何を研究したいか迷っている人には特にオススメします。どのような研究をしてもどこかで関わってくる可能性が高いので、基礎的な知識を持っておくことで研究を初めてもスッと理解できる部分が多くなると思います。
オススメの書籍は以下の3つです。
まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数
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まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数【電子書籍】[ 石井俊全 ] 価格:1,836円 |
タイトルにもあるように、意味がわかるように丁寧に解説されています。理論の説明がしっかりしていて、他の書籍でわからないという人でも理論が理解できると思います。
やさしく学べる線形代数
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価格:2,160円 |
この書籍の特徴は問題が多く説明もやさしいことです。問題では証明や解説した内容に近い問題を解くことで丁寧に説明し、計算の過程もしっかりと書いてあります。初心者の方に特にオススメの入門書です。
また、構成が高校の数学の教科書に若干似ているため、大学1年生が大学に慣れるために使用するのもいいかなと思います。
マンガ 線形代数入門
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価格:1,080円 |
マンガで学習することを否定する方もいますが、私は全く否定的ではありません。わかりやすい本を読んでしっかり理解するべきだと思っています。
マンガは視界からの情報が多くなるので、非常に勉強には向いていると思っています。流れがあるので理解もしやすいです。「試しに読んでみる」という勢いで読んでみるのがいいのではないでしょうか?マンガの世界にどんどんのめり込んでいきますよ。
プログラミング
プログラミングはアルゴリズム(計算の流れ)を組み合わせプログラムを組みます。そのため、どういう風にプログラムが動いているのか理解するのは、理系科目の理論や計算過程を理解していく工程に非常に似ています。
また、全く違う話ですが、プログラミングの知識が少しでもあると選択肢が大きく広がります。
アプリ開発・サイト構築・データ分析など
やっていて損はない学問なのでぜひ触れてみてください。オススメの書籍を紹介したいのですが、プログラミング言語によってオススメできる書籍が異なるため、まずはオススメのプログラミング言語を紹介していきます。
C言語
最近、大学の講義からも減ってきました。しかし、アルゴリズムの理解やプログラムがどのように動くのかを考えた場合には、この言語が最適であると考えています。
メモリの管理やポインタなど、現在人気の言語では得ることのできない知識にまで触れることができます。
Python
現在、大学の研究などでよく用いられている言語です。
なんて言ってもPythonは数学の分野が得意であり、上記の線形代数などが簡単にプログラムとして記述できるのが利点です。
また、話題の人工知能やデータサイエンス、量子コンピュータもPythonを用いることがしばしばあり、最新技術に触れるのであれば必要不可欠だと思います。
まとめ
履修は、効率よく・出来るだけ学習内容の理論面を理解できるように組んでみてください。きっと、研究室に所属してからも活かされていくと思います。
大学生活。遊びと勉強どちらも全力で取り組んでみてください。
最後に...私たちの想い
「学びの機会を均等にしたい」
そのような想いの元、私たちdiverstudyは活動して参りますので、これからも応援の程宜しくお願い致します!!